外部相談窓口の費用はどう決まる?料金の考え方と「単体では買えない」ことがある理由

外部相談窓口の費用はどう決まる?料金の考え方と「単体では買えない」ことがある理由

外部相談窓口の費用はどう決まる?料金の考え方と「単体では買えない」ことがある理由

この記事のポイント
  • 外部相談窓口の費用は「従量課金型(相談1件ごとに追加費用)」か「包括課金型(月額に相談利用を含む)」かで構造が大きく変わる
  • 費用は誰が対応するか(資格)・相談方法・課金モデルの組み合わせで決まる
  • 単体では契約できないサービスもある(他機能とのセット限定)ため、比較前に単体購入の可否を確認する
  • 比較は「基本料金の安さ」ではなく「利用が増えたときに追加費用が発生するか」で見る
  • 具体的な金額はサービスごとに異なるため、本記事では実額を挙げず、見積もりでの確認を前提に解説する

⚠️ 本記事は一般的な費用構造の解説です。具体的な金額はサービス・人数・対応範囲により異なるため、各社の見積もりでご確認ください。


1. 費用を決める3つの要素

外部相談窓口の費用は、次の3つの組み合わせで決まります。

要素 内容
誰が対応するか 産業医/精神保健福祉士/公認心理師/臨床心理士等の有資格者か、資格を問わないEAPカウンセラーか
どう相談するか オンライン面談・電話・チャット・対面のいずれか、または組み合わせ
課金モデル 相談1件ごとに費用が発生する従量課金か、月額に含める包括課金か

同じ「外部相談窓口」という名称でも、この3要素が違えば費用構造はまったく別物になります。比較する前に、まずこの3点を揃えて見ることが必要です。

2. 2つの課金モデルの違い

外部相談窓口の課金は、大きく2種類に分かれます。

  • 従量課金型:窓口の設置・周知にかかる基本料金に、相談が発生するごとの費用が上乗せされます。相談件数が少ない月は安く済みますが、相談が集中する月に費用が想定より増えるリスクがあります。
  • 包括課金型:対象人数に応じた月額料金の中に、相談利用があらかじめ含まれています。相談件数が変動しても追加費用が発生しにくい一方、まったく利用が無い月でも料金は変わりません。

どちらが有利かは、想定される相談件数と予算の立てやすさのどちらを優先するかで変わります。「基本料金が安い」という比較だけでなく、「利用が増えたときにどうなるか」を必ず確認してください。

3. 「単体では買えない」ことがある — セット条件を先に確認する

外部相談窓口は、単体のサービスとして契約できる場合と、他の機能とのセット(バンドル)でのみ提供される場合があります。

相談窓口だけをまず導入したいと考えて見積もりを依頼しても、実際には「ストレスチェックとのセット」「複数の人事機能をまとめた契約」でしか提供していない事業者もあります。この確認を後回しにすると、比較していたはずの金額が前提から違っていた、ということが起こります。単体購入の可否は、費用の比較を始める前に確認する項目です。

4. ハラスメント相談窓口の「設置義務」と混同しない

パワハラ防止法により、企業には相談窓口の設置・周知が義務づけられています(詳しくはハラスメント相談窓口の設置は義務を参照)。ただし、義務を満たすための最低限の窓口と、産業医面談まで接続するメンタルヘルス対応の窓口とでは、必要な機能水準も費用も変わります。外部カウンセラー・EAP・地域産業保健センターの使い分けは職場メンタルヘルス相談窓口の設計と運用で整理しています。「相談窓口」という同じ言葉で語られていても、目的が違えば比較対象も変わることに注意してください。

5. 比較チェックリスト

  1. 対応者の資格:産業医・精神保健福祉士・公認心理師等の有資格者か
  2. 課金モデル:従量課金か包括課金か、相談件数が増えたときの費用増リスクはどちらにあるか
  3. 単体契約の可否:他機能とのセット限定でないか
  4. 相談から面談実施までの導線:予約・日程調整の手間は誰が負うか
  5. 利用状況の可視化:誰が使ったかではなく、利用実績を匿名で把握できる仕組みがあるか

COCKPITOSの外部相談窓口について

COCKPITOSの外部相談窓口は、産業医・カウンセラーとの相談から面談実施までをダッシュボード上で完結させる機能です。相談を利用するかどうかは従業員本人が選べる選択式で、相談件数による追加課金は発生しません。確定6サービス(ストレスチェック・パルスサーベイ・1on1・スキルマップ・研修管理・外部相談窓口)をまとめた契約に含まれる形で提供しており、現時点では単体でのご契約はお受けしていません。サービス内容は企業向けサービスページ、料金の考え方は料金ページをご覧ください。個別の見積もりはお問い合わせからご連絡ください。

まとめ

外部相談窓口の費用は、対応者の資格・相談方法・課金モデルの組み合わせで決まり、「1人あたり○円」のような単純な比較では実態をつかめません。特に従量課金か包括課金かの違いは、利用が増えたときの費用に直結します。また、単体では契約できないサービスもあるため、比較を始める前に単体購入の可否を確認してください。正確な金額はサービスごとに異なるため、各社の見積もりで確認するのが確実です。

✍️ この記事を書いた人

一木 信輔 | COCKPITOS株式会社 代表取締役CEO

社会保険労務士/精神保健福祉士・ストレスチェック実施者10年。各媒体で違う角度から発信しています。フォローはこちら:

X LinkedIn Facebook はてブ

離職予防のPDCAを、ひとつにまとめませんか

COCKPITOSは、ストレスチェック・パルスサーベイ・1on1・スキルマップを一つのプラットフォームで提供します。自社の運用に合うか、まずはお気軽にご相談ください。

離職予防を、データで実現する

ストレスチェック・パルスサーベイ・1on1・研修管理を
ひとつのプラットフォームで

無料デモを試す